【土屋鞄ランドセル】丈夫さとデザインへのこだわり

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2022年現在、土屋鞄(株式会社 土屋鞄製造所)は東京都足立区西新井にある本店をはじめ、

北は東北・仙台、南は九州・福岡まで、11の店舗と3つの提携店で構成されています。

丈夫さへのこだわりと洗練されたデザインが特徴の土屋ランドセル。

ここでは「土屋ランドセル」について紹介していきます。

丈夫でこだわりあるランドセル

ランドセルで特に気になる点。

それは、

丈夫な作りであるか。

特に男の子の場合、けっこう乱雑に扱うことが多いです。

帰宅してランドセルを放り投げたり、無造作に扱ったり、振り回したり・・・

カバンにしてみればとてもシビアな状況なわけですが、

そんな環境下でも毅然とした佇まい、耐久性を求められてしまうランドセル。

土屋ランドセルも丈夫さにこだわりをもってます。

二重構造でできている芯材

ランドセルの耐久性は、ランドセルの側面に使われる芯材が重要となります。

この芯材によって型崩れに強いかどうかが決まるといって良いでしょう。

土屋ランドセルの側面に使われる芯材は、

樹脂素材とスポンジを張り合わせた二重構造

でできています。

丈夫でしなやかな芯材によって、強い衝撃をしっかりと受け止めることができます。

ユーザーインタビューを読んでも、6年間使ってもしっかりしていることが伺えました。

引用:土屋鞄製造所

手縫いによる補強

ランドセルの肩ベルトは非常に負担がかかる部分となります。

背負う、下ろす、ときには振り回す(子どもならあり得ます)、負荷が大きいです。

土屋ランドセルの肩ベルトの付け根は、ミシン掛けしてさらに手縫い補強をしてます。

ベルト部分の厚い革と革の縫い合わせ部分では糸が緩むため、

この部分を一針ずつ手縫いでしっかり補強をしているのです。

ベルト部分のこだわり

指革(ゆびかわ)」をご存知でしょうか?

皆さんズボンのベルトを締める際、バックルにベルトを引っ掛けて、

最後に丸い輪っかにベルトを通しますよね?

あの丸い輪っかがランドセルにもありますが、それが「指革」です。

引用:土屋鞄製造所

ズボンのベルトのあの輪っかも、使っていく中で擦り切れ、本当に切れてしまうことありますよね?

ランドセルの場合、その擦り切れダメージはさらに大きいです。

そのため土屋ランドセルでは、「指革」を折り返して二重にし、

その上からミシンを掛けて強度を上げています。

バックルのこだわり

ランドセルの肩ベルトのバックル、これを「美錠(びじょう)」と言います。

この肩ベルトの「美錠」が直接身体に当たると、ちょっと痛そうですよね。

小学生とはいえ荷物も多いので、「美錠」が食い込んでしまうことを想像すると、

ちょっとかわいそう。

そこで土屋ランドセルでは、直接「美錠」があたらないよう、

受けのパーツをつけているという優しい設計になっています。

引用:土屋鞄製造所

肩ベルトのこだわり

ユーザーコメントにもあった「昔ながらの~」といった言葉。

土屋ランドセルはこの「昔ながらの~」といった部分を現代でも活かしています。

その「昔ながらの~」は、パーツが多いところからもうかがえます。

それは肩ベルトの下ひも(「ブラ」と言います)にも見られ、

二枚のベルトを重ねることで、指革が肌に当たって擦れることを防止しています。

引用:土屋鞄製造所

洗練されたデザインのランドセル

「丈夫なら何でも良い」というわけにもいきません。

6年間つかうものだから、やっぱりデザインにもこだわりたいですね。

丈夫さに定評のある土屋ランドセルですが、もちろん細部に渡ってデザインにもこだわっています。

ここからは土屋ランドセルのデザインについて書いていきます。

随所に取り入れられた曲線

土屋ランドセルには多くの「曲線」が使われています。

「ランドセルは何形?」

と問われれば、恐らく全体イメージとして「四角」と答えることでしょう。

そんな「角張った」イメージのランドセルですが、

土屋ランドセルは背あてパーツや肩ベルトなど、曲線が随所にちりばめられています。

曲線を使うことで、エレガントな印象を与えているのです。

引用:土屋鞄製造所

陰影の美しさ

「盛り芯」という技法をご存知でしょうか?

革に芯材を入れて丸みを出す方法なのですが、レザーバッグや革財布などで見ることがあります。

この「盛り芯」をすることでデザインにアクセントがつくのですが、

「盛り芯」を使っているランドセルはあまり見かけません。

そんな「盛り芯」技法を土屋ランドセルでは使用しているのですが、

「盛り芯」によって陰影がうまれ、奥行きのある美しいデザインとなっています。

引用:土屋鞄製造所

平坦で生まれる奥行き

土屋ランドセルはとにかくゆがみがなく、まっすぐ。

ミシン掛けはミリ単位まで正確に施されており、縫い目の数も決まっているほど。

また糸の太さや縫い目幅を縫う箇所で変えているため、平坦な部分から奥行きがうまれます。

「盛り芯」に続き、ここでも「奥行き」が出てきました。

土屋ランドセルのデザインには、この「奥行き」という点にこだわりがあるようです。

革の断面は内側へ

切りっぱなしとなる革の断面。

見栄えが悪く、この革の断面はほつれやすい部分でもあります。

土屋ランドセルでは、この革の断面を内側に配置していることで丈夫さを保ち、

見栄えも良くするという工夫がされています。

「菊寄せ」技法

革製品の仕立て方法のひとつである「菊寄せ」

別称「キザミ」とも言い、鞄、ランドセルでは「キザミ」と呼ぶことが多いよう。

通常、丸みのあるコーナー部分は、革のたるみが必然的に生じます。

これを均一にしわ寄せし、放射状に束ねる、これを「菊寄せ(キザミ)」と言います。

革のたるみによってデザイン性が損なわれないよう、

土屋ランドセルのカドはこの「菊寄せ」が使用されています。

引用:土屋鞄製造所

使いやすい・背負いやすいランドセル

使いやすい・背負いやすいはランドセルにとって非常に重要なポイント。

特に新一年生は幼稚園や保育園の延長なところがあり、

それは成長過程にも言えます。

要するに身体がランドセルの重さについていけないのです。

土屋ランドセルユーザーからも特に聞かれるのがランドセルの「軽さ」

「ランドセルは重いからイヤ」というお子さんも多いです。

次は土屋ランドセルの使いやすい・背負いやすいについて書きます。

軽量化にも抜け目ない

土屋ランドセルでは一部のランドセルに「牛革ハイブリッド」という軽量素材を使用しています。

これにより総重量は1,290g前後になっています。

土屋ランドセル シリーズ比較表(引用:土屋鞄製造所

■各皮革の平均的な重さ

人工皮革の重さ:約1,000~1,200g

牛革の重さ:約1,200~1,400g

コードバン(馬革)の重さ:約1,300~1,500g

背中へのフィット感

ランドセルの重さ。

子どもへの負荷を考えるうえでこの点はもちろん重要です。

しかしお気づきの方もいると思いますが、

ランドセルの重さはどこのメーカーもほぼ同じで、大した差はないんです。

むしろあまりに軽いランドセルとなると、耐久性に不安を感じざるを得ません。

では何が重要か。それは、

どれだけ重さという負荷を分散できるか。

そして重さを分散させるために有効な手段が、

ランドセルが身体に触れる面をどれだけ大きくできるか。

ランドセルとの接地面が大きくなれば負荷も分散されるのです。

そしてランドセルとの接地面が一番大きくなる部位が背中。

ですので、どれだけ背中にフィットするかが重要なわけです。

土屋ランドセルでは背中にフィットする立ち上がり背カンを採用しています。

これにより快適にランドセルを背負えることができます。

また、可動式の金具は、着用テストを繰り返し、いくつものパーツの中から最適な一つを選んでいます。

肩ベルトの安定性

土屋ランドセルの肩ベルトはS字型。

走ってもズレにくく、安定感があるのでランドセルが身体にフィット。

肩や背中に掛かる重さを分散してくれます。

引用:土屋鞄製造所

タブレットOKな収納力

今の小学生の多くは学校からタブレットが配布されています。

一昔前では考えられないですよね、ランドセルの中にタブレットなんて。

「タブレットあるなら教科書の内容とか全部ダウンロードしちゃえばいいじゃん」

なんて考えてしまうのですが、まだそこまでいっていないのが実態。

普通に教科書やノートも持つわけでありまして。

ちなみに土屋ランドセルは、市販のA4フラットファイル(縦30.cm×横23.cm)が、

ランドセルの内寸の一番高い位置にぴったり収まる高さです。

もちろんタブレットも入ります。

持ち手のヘビーユーザーは?

「ランドセルの持ち手ってなんであるの?」

わたしは小学生のころにときどき思っていたのですが、現代ランドセルにもある「持ち手」

その「持ち手ってなんであるの?」について、今なら答えられます。

これ、親のためです。

子供ってこの「持ち手」を使ってランドセルを持つことってあまりないんですね。

力がない子供からしてみれば「持ち手」を使ってランドセル持つことは非効率。

大抵の子は肩ベルトを持つ、もしくはどこかに収納したり引っ掛けたりするならランドセルごと抱えます。

でも大人の親は「持ち手」を掴んでランドセルを持つ方が確実にラクなんです。

なので「持ち手」のヘビーユーザーは親です。

特に低学年の子どもの場合、親がランドセルを持つ機会も多いです。

なのでこの「持ち手」の耐久性も重要で、そんなところも土屋ランドセルはていねいに仕上げています。

【土屋鞄のランドセル】子にやさしく、親にもやさしく

さいごに

「【土屋鞄ランドセル】丈夫さとデザインへのこだわり」

いかがでしたでしょうか。

値段はピンキリではありますが、それなりに高価なランドセル。

それに6年間使っていくとなると、いろいろ親としても考えてしまいますよね。

そんななかで、6年間使うランドセルに「土屋ランドセル」を選んでる親御さんは多いです。

長く使うものだからこそ、しっかりしたランドセルを探して、

それがもし「土屋ランドセル」となれば嬉しい限りです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、ケンでした。

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