【実践レポ】電子錠「POPscan3(ポップスキャン3)」を実際に設置してみた。

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「小学1年生の息子に玄関ドアの鍵を渡すのが少し心配。」

これをキッカケに、我が家は株式会社エナスピレーション(名称:EPIC)が販売する電子錠、「ポップスキャン3」を設置しました。

今回は実際にわたしが設置した内容を紹介していきます。

もし電子錠を検討されている方がいましたら、ぜひご参考にしてみてください。

【超重要!】
設置することも重要ですが、何より設置前の確認、下準備が超重要です!
電子錠購入を検討されている方は、まずはご自宅のドアの状況を必ず確認してください。
購入前セルフチェックもまとめましたので、ぜひご参考ください。

EPIC公式サイトの「よくある質問」も要チェック!

商品内容の確認

まずはポップスキャン3の内容物について紹介します。

「電子錠というくらいだから、結構こまかなパーツが多いんだろうな」

そんな不安を抱きつつ、精密機械ということで慎重にハコから出します。

高級感を感じさせるほどよい重量感

ポップスキャン3のハコを開封すると、各パーツが写真のように収まっています。

写真ではわかりづらいですが、意外と光沢があり、高級感を感じさせます。

後から考えれば錠なので当然ですが、意外と重量感があります。

この重量が高級感を助長させる一方、高い位置から落としたら破損する恐れがあります。

手に持つと、思った以上の重量感。

ポップスキャン3 各パーツの名称を紹介

各パーツをすべて出してみました。

各パーツの名称は下記のとおりです。

電子錠ということで少し構えていましたが、そこまでパーツは多くありません。

「これくらいのパーツ量ならそこまで難しくないかも」という期待が持てました。

シリンダーの取り外し

ポップスキャン3を設置するにあたり、シリンダーを取り外さないことには始まりません。

しかしここは初心者、シリンダーの取り外しってけっこう恐いです。

何より自宅セキュリティの要である「鍵」をイジること自体にわたしは漠然と、しかしながら強烈な不安を感じていました。

既存の錠を外すことに対する抵抗感

今回電子錠に交換するにあたって、かなり抵抗を感じたこと。

それは「既存の錠を自身で外す」ことでした。

以前、業者に頼んで1万円ほどかけて玄関ドアの錠交換をしました。

当時のわたしには「錠交換は業者がするもの」という固定観念がありました。

結論を言いますと、

「初心者でも交換方法を事前に調べて、数十分もあれば錠交換はできます。」

「失敗したら元に戻せなくなるのでは?」

「鍵が破損して施錠できなくなる恐れがあるのでは?」

そんな風に考える人もいますよね?

実際、わたしがそうでした。家を閉められなくなったらけっこう大問題ですし。

でもそんな心配はいりません、大丈夫です。

既存の鍵(シリンダー)の外し方

我が家の錠は「MIWA」でしたので、こちらを元に外し方をご紹介します。

各メーカーで多少違うところはあるかもしれませんが、概ね外し方は同じと思います。

まずは外したい部分(シリンダー)を念のため確認しますね。

外したい部分(シリンダー)がどれであるか、確認できたと思います。

では実際に手順を追って外していきましょう!

~余談~
この辺りから「アレ?なんかコレ大丈夫??」と疑問に思われた方がいるかもしれませんが、わたし、大失態をしています。

ただ「シリンダーの外し方」については問題ありませんので心配しないでご参考ください。
わたしの大失態については別に「番外編」で書こうと思います。

フロントを外す

まずはドアの間にあるプレート(フロントと言います)を外します。

正面からだと反射して見づらいので、少しナナメから。

上下ともに外します。

シリンダー止めピンを外す

フロントを外して写真のようになりましたら、シリンダー止めピンを外します。

シリンダー止めピンはしっかり挿し込まれていますので、

1.細目のマイナスドライバーで、シリンダー止めピンの頭を少し出す。
2.ペンチでシリンダー止めピンの頭をつかんで引き抜く。

このような手順、ツールを使って抜きましょう。

まずはシリンダー止めピンの頭を、下記の写真のように少し出します。

挿し込み口に引っ掛けるところがありますので、そこを目安に「テコの原理」のように少し頭を出します。

少し頭が出れば、ペンチでカンタンに引っ張り出すことができ、写真のような状態になります。
モノによっては指でつまんで引き抜けますが、古いシリンダーの場合は経年で中で少し固着している可能性がありますので、ペンチは用意しておいたほうが良いでしょう。

我が家のシリンダー止めピンは、中で少し固着していたのでペンチで引き抜きました。

4本のシリンダー止めピンをすべて外すと、写真のようにカンタンにシリンダーは外れます。

ポップスキャン3本体の設置

下記の写真のとおり、シリンダーの取り外しが完了しました。

次はこの穴を利用して「ポップスキャン3の設置」に入ります。

夜だとわかりづらいので日中の設置・撮影にしました。

室外機を設置する

同梱されていた設置展開図で言うと、ここでの作業は下記赤枠部分に該当します。

全体像をつかむのに非常にわかりやすい資料でした。

下記写真のように、シリンダーの付いていた穴にポップスキャン3の室外機を挿し込みます。

室外機本体とドアの間にゴムパッドが挟まるため、室外機とドアがピタッと密着する感じがあります。

この時点ではビス止めなどしませんが、室外機がドアに密着しているので手を放してもカンタンには落ちません。

もう少し具体的に解説しますと、挿し込み手順として最初に①のコードを穴に入れます。

続いて②の部分を穴に挿し込みます。

バックパネルを設置する

シリンダーの穴から室外機のコードを挿し込みました。

次は室内側のドアにバックパネルを設置します。

設置展開図で言うと、ここでの作業は下記赤枠部分に該当します。

下記写真のようにバックパネルを室内ドアに設置します。

室外機から引き込んだコードは、バックパネルの横長のすきま(上段)にも引き込みます。

ここは少し細かいので、取扱説明書とアップの写真で解説します。

【取扱説明書】

【コード引き込み後、ネジを取り付けた実際のアップ画像】

(重要!)
この時点ではバックパネルのネジ固定は絶対に行わないでください!!
(設置展開図の赤枠、「4✕20mmタッピングネジ」です。)

(理由)
4✕20mmタッピングネジ」の取り付け=バックパネルの完全固定を差します。
要するにバックパネルの微調整が効かなくなります。
この後に設置する「ストライク」と室内機で正しい距離感が取れたあとに固定を行います。
この時点でネジを取り付け、後々微調整を要することが判明した場合、室内ドアに不要な穴を開けてしまう結果となります。

この時点での「4✕20mmタッピングネジ」の取り付けは厳禁!!

室外機コードを室内機のコネクターに接続する

バックパネルのすきまから引き込んだコードを、室内機のコネクターに挿し込みます。

下記の写真で解説します。

室外機のコードを室内機のコネクターに挿し込みます。

室内機をバックパネルに被せ、ネジで固定する。

室外機のコードを室内機のコネクターに挿し込んだら、室内機をバックパネルに被せます。

ケーブルの挟み込みに注意し、4本の皿ネジで室内機とバックパネルを固定します。

(重要)ストライクの設置位置を調整する

冒頭でも紹介しましたが、「ストライク」とは下記写真のツールとなります。

ストライクは室内機にある「デッドボルト」が入り込む部分です。

「デッドボルト」が「ストライク」に入り込むことで、「施錠」が完了します。

室内機にある「オートロックセンサー」が押されると、「デッドボルト」が作動して「ストライク」に入り込み「施錠」されるという仕組みです。

下記の図をもって解説します。

デッドボルトが発動して、ストライクに入る=施錠される。

文字や画像では伝わりにくいので、実際の動きを動画で見てみましょう。

ここまで読んで、

「じゃあストライク設置って何が重要なの?」

という疑問をもった方もいるかもしれませんが、結論、

「ストライク設置位置を誤るとデッドボルトが入らない=施錠されない」

ということです。

しかも!

ストライクを設置するにはビス止めが必要となります。

そして動画で見てわかる通り、ストライク設置位置はスチール部分です。

スチールにネジを通しましたので、ストライク設置に関してはかなり気を遣いました。

ストライクを手で固定し、ドアを閉めたときにしっかり施錠動作が行われるか、何度もテストしました。

わたしの気遣いポイントを以下3点です。

1.ドアが閉まる際、オートロックセンサーがストライクにしっかり当たるか。
2.オートロックセンサーが押され、デッドボルトが連動するか。
3.連動したデッドボルトが、ストライクの正しい位置に収まるか。
(ストライクの穴からデッドボルトが外れるようなことはないか)

ストライクの適切な位置が決まったら、ネジ止めする部分を油性マジックなどでしっかりマーキングしましょう。
下記図のとおり、ストライクのネジ止めは4カ所です。

実際の穴あけ写真がこちら。(この写真だと2カ所ですが、あとでもう2カ所あけてます)

バックパネルのタッピングネジを止めて完成

ストライクの設置が完了しましたら、バックパネルのタッピングネジを取り付けてドアに固定します。

ドアはそこまで硬い素材でできていませんので、スチールのネジ止めと比べればだいぶラクです。

先の図で紹介しましたが、念のためどのネジを固定するのか設置展開図で改めて解説しますね。

最後に (あると便利なツールも紹介)

ポップスキャン3の設置、いかがでしたでしょうか。

実際にわたしがやってみて、「こうした方が良い」という点を最後にカンタンですが紹介します。

1.購入前に自宅ドアの状況と設置可否をしっかり確認する。
⇒何はともあれココが最重要です。絶対に押さえるべきポイント。

2.設置展開図を把握しておくと作業がラク。
⇒同梱されている「取付説明書」を見ながら作業を進めますが、設置展開図はある程度把握しておきましょう。設置展開図で作業の全体像を把握しておくことで、作業効率もあがり、何といっても自信をもって作業を進めることができます。

3.バックパネルとストライク設置には細心の注意を払う。
⇒この2つの設置=新たに穴を開けることなので、リカバリーが効かないポイントです。ムダな穴はあけたくありませんので、集中して作業しましょう。

一連の作業を通して強く感じたこと、それが電動ドライバーのありがたみです。

各種ネジの取り付けはもちろんですが、やはりネジ穴をあけるのに電動ドライバーがあって本当に良かったです。

ちなみにわたしが使用した電動ドライバーはコチラ。

見てわかるとおり、そこまで本格的なものではありません。

「一家に一台あると便利だよね」

レベル相当の電動ドライバーだと思います。

ただ今回の作業はこれでわたしは十分通用しました。

手持ちのドライバーで通用した驚きとともに、

「でもマキタとかBOSHとかリョービとか欲しいな」

という欲が出てきたことも事実ですが・・・

ポップスキャン3の設置について、最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後はポップスキャン3の利用方法や使ってみての感想、そして文中にあったわたしの大失態についても紹介していきます。

以上、ケンでした。

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