子供に自宅の鍵を渡すのって、少し心配ですよね。
我が家はわたしと妻で共働きのため、小学1年生の長男は学校の後に学童教室へ通っています。
ですがその学童教室、2年生になるとほとんどの生徒が受け入れから漏れる傾向にあります。
そこで出てくるのが、「自宅に子供が入れない」問題。
まずわたしや妻の帰りより、確実に子供の帰宅の方が早いです。
仮に学校帰りに児童館で遊んだとしても、それでも子供のが帰りが早い可能性があります。
「じゃあ鍵を持たせれば?」ってなりますが、
「自宅のカギはぜったいに持たせたくない!」
何せ忘れ物が多い我が子、買った手袋を翌日になくしました。
高確率で鍵をなくすこと、間違いありません。
そして出た結論。
「自分自身をカギにしてみては?=指紋認証のカギに替えよう」
そして数ある中から選んだのが「EPIC POPscan3(ポップスキャン3)」

今回はポップスキャン3を選んだまでの流れについて紹介します。
~参考~
玄関ドアの電子錠設置についてお考えの方は、こちらの記事もご参考ください。
POPscan3(ポップスキャン3)とは
EPICが販売する指紋認証、または暗証番号を解錠方法とする電子錠です。
「会社のオフィスじゃあるまいし」
とも思いますが、小さなお子さん、高齢の方がいるご家族に人気があります。
なぜ指紋認証の鍵を設置したか。
これは前述のとおり、子供に鍵を渡すのが心配だからです。
「そこまでしなくてもイイじゃない?」
そう思われる方も多いと思います。
しかしながら、小さなお子さんがいるご家庭では鍵を持たせることに多少の抵抗もあるのです。
そもそも鍵はたくさん作って良いものでもありませんので、「なくしたらまた作ればいい」という考えにはなれません。
指紋認証であれば大丈夫、指をなくすなんてことありません。(そんなこと考えたくもありませんしね。)
指紋認証の鍵の利便性
指紋認証にするとかなり便利です。
便利と思う点
・子供に鍵を持たせなくて済む。
・家族全員が鍵を持つ必要がなくなる。
・手が塞がっていても、指一本でドアを開錠できる。
・パスワードを覚えなくて良い。(ナンバーでの解錠方法もあります)
鍵の開け閉めの行為が当然となっていましたが、指紋認証での解錠を体験すると、もうやめられなくなります。
POPscan3(ポップスキャン3)の特徴
ここではポップスキャン3の特徴について紹介します。
けっこう、機能性高いです。
指紋の登録数は100
合計100個の指紋登録が可能となっています。
指紋認証がスムーズに行われるよう、指の腹、指の側面、指の腹から少しズラして1人あたり5~6個登録をしました。
暗証番号での開錠ももちろん可能
暗証番号の登録も行います。
指紋認証で解錠できますが、もしどうしても指紋が認識されない場合でも、暗証番号で解錠できるので安心です。
オートロック機能
ドアの解錠は指紋認証または暗証番号ですが、施錠はオートロックとなっています。
ドアが閉まると約2秒後にオートロックが発動しますので、鍵の閉め忘れが防げます。
※オートロックを無効にする設定もあります。
室内からの解錠と施錠
室内側には「解錠ボタン」がありますので、こちらを押すと解錠されます。
もう一度「解錠ボタン」を押すと施錠されますが、ドアが閉まればオートロックが働きます。
もし「解錠ボタン」がうまく作動しなくても、サムターンを回して手動で解錠ができます。
二重認証モードの設定も可能
指紋認証だけじゃ心配(逆に暗証番号だけじゃ心配)という方は、二重認証モードがオススメ。
二重認証モードとは暗証番号と指紋の両方を認証しないと解錠できないモードです。
マルチタッチセキュリティ
これは暗証番号を入力した後、さらに表示される3つの数字を入力することにより指紋を色々な数字に残すための機能です。
指紋を色々な数字に残す理由は、残留指紋で暗証番号が特定されるというリスクを解消するためです。
火災警報
室内機側の温度が約62℃(±5℃)まで上がると、警報が鳴り、自動的に解錠します。
侵入警報
ドアが閉まっている状態で、破壊等による通常ではない操作を探知すると80dBのアラームが鳴ります。
いたずら防止警報
5回連続して暗証番号の入力を間違えると、警報が鳴り1分間操作することができなくなります。
電池不足警報
通常操作時に”ビービー”という音が鳴り、電池不足ランプが点灯したら電池交換時期です。
早急に交換する必要があります。
もし電池切れによって室外側から解錠できなくなった場合、9V型電池を室外機に接続して解錠することができます。
POPscan3(ポップスキャン3)を設置するうえでの懸念点
玄関ドアの鍵を自身で交換することに、多少の不安や懸念点はあります。
購入前にわたしが注意した点をまとめます。
自宅の鍵を交換しても良いのか
一軒家のご自宅であれば、ご自身の所有物件なので問題ないと思います。
一方、賃貸物件ではまず交換は難しいでしょう。(オーナーと取り合ってもまずムリと思います)
我が家はマンションの一室を所有していますが、所有物件だからOKとは言えません。
なぜなら室内のドアは専有部分に該当しますが、室外のドアは共有部分に該当します。
一枚のドアを隔てて専有部分と共有部分が分かれるワケですね。
結論、一室を所有するマンションの場合、管理会社に鍵交換をすることを伝える必要があります。
そこで「鍵交換はNG」と言われればアウトです。
わたしの場合、管理会社へ指紋認証の鍵に交換すると伝えたところ、「OKですけど、管理人にどんなものを設置するか伝えておいてください」ということでした。
鍵交換って自分でできるものなの?
結論、自身で交換可能です。
もちろん鍵の種類によっては難しいものもあるかもしれませんが、わたしの場合、自宅にあるプラスドライバーとマイナスドライバーで取り外しができました。
YouTubeでも手順が公開されていますので、ご参考ください。
自宅が取り付けできるドアか確認したい
サイズやドアの形状から、そもそも設置できるか心配でした。
EPICの公式サイトでは、取付自己判断のチェック項目を掲載しています。
取付自己判断で確認することで、設置可否の判断、イメージを持つことができます。
POPscan3(ポップスキャン3)まとめ
✔指紋認証の鍵は小さなお子さん、高齢の方がいるご家族に人気がある。
✔指紋認証の鍵を設置することで、鍵を持つ必要がなくなる。
✔ポップスキャン3には多彩な機能が搭載されている。
✔賃貸での鍵交換は難しい。(ほぼムリ)
✔マンションの一室を所有していても、管理会社へ確認が必要。
✔実際に取り付け可能か、サイズやドアの形状、仕組みをしっかりチェックする。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。
今後は電子錠設置前のセルフチェックまとめ、そして実際にわたしがポップスキャン3を設置した実践レポを紹介していきます。
以上、ケンでした。
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