家事、育児のワンオペ、けっこうシンドイですよね。
朝から出勤して、子どものお迎え時間が迫って来れば追われるように退社して。(周囲の目も気になる)
残業なんてする余地がありませんので、日中からいかに効率的に仕事をするか。
聞く人によっては怒るかもしれませんが、
「残業できたらどれほどラクだろうか。」
そんな風にも考えてしまいますよね。
とはいえ、ワンオペ民(わたしの場合は部分的ワンオペ)にとっての勝負は退社してからも続きます。
わたしの場合、まず保育園の預かりリミット18:30の次男をピックアップして、19:00に学童に通う長男をピックアップ。
帰宅してから夕飯の支度、風呂、洗濯、歯磨きの仕上げ・・・
まさに退社してからが勝負時間!
気持ちを仕切り直さないとやってられません。
とはいえ何といっても時間がない。
日々そう思いながら行きついた考え、それは、
「お金で買える時間は買った方が良い」
「お金で時間を買う」とは?
「お金じゃ時間は買えない」
以前はそう考えていましたが、今では声を大にして言えます。
お金で買える時間もある!と。
もう少し正確に言うと、
「お金で時間を買った気持ちになれる」
といったところです。
お金で時間を買うという行為は万人ウケするものではありません。
お金で時間を買ったと思えるか、思えないか、それは個々の価値観によるところが大きいです。
時間を買うを違った表現をするなら、
「これ買って生活がラクになった!」
が一番近いかなと思います。
「お金で時間を買った」と強く感じたモノ
これは間違いなく、
ドラム式洗濯機!!
ワンオペ民のわたしにとってはなくてはならない代物であり白物。
どれだけワンオペ民であるわたしの味方になってくれているか。
ワンオペ民でドラム式洗濯機を使っていない人は、かなり時間を損している気がしてしまうほど。
すでに知れ渡っているドラム式洗濯機。
あらためてワンオペ的視点から紹介していきます。
ドラム式洗濯機を使うことでうまれる時間
まず前もって言いたいこと、それは、ドラム式洗濯機を使うことで
「1時間、2時間も時間が浮くわけではありません」
ドラム式洗濯機にそこまでは求められないことは前もってお伝えしておきます。
では、どれほどの時間の猶予がうまれるか。
時間換算すると5~10分程度です。(※わたし個人の感覚です)
なぜ5~10分と換算されるか
ドラム式洗濯機の一番の特徴。それは、
乾燥機能が付いている。
この点は非常に大きな利点と考えます。
後ほどご説明しますがわたしの場合、乾燥機はタオル類でしか使いません。
上着やズボン等は普通に洗濯し、普通に干します。
「そんなの、縦型洗濯機と同じじゃん」
そうです、そこだけ見れば縦型洗濯機と同じ。
でもタオル類は乾燥まで行うので、タオル類を干す時間は削減されます。
このタオル類を干す時間が5~10分で、この時間が浮きます。
5~10分では何もできない?
「たった5~10分だけ!?それだけのために高価なドラム式洗濯機は買いたくない!」
そう思うことでしょう。
「でもひと月で考えれば150~300分の時間が浮きますよね?」
なんて考えも持てますが、これではお金で時間を買ったなんて言えないですし、メリットとしてかなり弱い。
そして何より、この150~300分をどこかでまとめて使えるわけではありませんので、どうしてもその恩恵は感じにくいです。
「任せられる」という安心感
「5~10分、タオル類を干す時間が削減される」
これは紛れもない事実と言えます。
でも「それじゃドラム式にしてみようかな!」という動機づけとしてはかなり弱い。
ではドラム式洗濯機に何を求めるのか。
それは、
「このあとすべてを任せられる安心」
ということになり、それによって得られる精神的ゆとりとなるでしょう。
個人差もあるでしょうが大体、洗濯~脱水までの時間が30~40分程度。
要するに、
「30~40分後に洗濯が終わる」
これを頭の片隅に置いておきながら家事を行わなくてはいけないのです。
大した話じゃないと思うかもしれませんが、ワンオペ中に頭の片隅に置いておくってけっこう面倒なんです。
その時、その時で対応しなくてはいけないルーティンから外れるアクシデントなども発生するのです。
子どもたちのこぼした、壊した、もらした・・・などなど。
頭の片隅にある「30~40分後に洗濯が終わるから、その後に干さなきゃ」
こんな記憶、すっ飛ぶ可能性大。
下手したら翌朝まで忘れます。
でも洗濯~脱水~乾燥までドラム式洗濯機に任せられれば、スイッチオンでもうノータッチ。
干さなくてイイですし、乾燥が終われば畳んでしまう、これだけ。
あの乾いたフカフカのタオル類を取り出す瞬間、
「ドラム式洗濯機で良かった」
と毎回思っています。(これは大げさではないです)
なぜタオル類のみ乾燥機を使うのか
その理由はカンタンで、
「タオル類がフワフワに仕上がる」
からです。
ヒートポンプ乾燥やヒーター乾燥など、乾燥方法によって仕上がりは異なるでしょう。
我が家はヒートポンプ乾燥ですが、毎回フワフワに仕上がってくれます。
ちなみにヒートポンプは約60℃、ヒーター乾燥は約80℃。
ただ、ヒートポンプでもフワフワ感はしっかりあります。(ヒートポンプのが経済的に良い)
衣服をかけない理由
その理由はカンタンで、
「衣服が傷んだり縮んだりすると困る」
からです。
一般的にヒートポンプは傷みにくく、縮みにくいと言われます。
しかし、我が家では子供服を乾燥機にかけた際、しっかり一回り縮んだ感じがしました。(ちなみにヒートポンプ)
それから衣服を乾燥機に入れることは避けるようになりました。
ドラム式洗濯機を使うことでのデメリット
ここまではどちらかと言えば、
「やっぱりドラム式洗濯機(乾燥機)は便利だよね」
「乾燥機を使うと多少なり時間や精神的余裕が持てる可能性があるよね」
といったメリットを紹介しました。
でも、約5年ほど使ってきたドラム式洗濯機にデメリットを感じる部分があるのも事実。
ここからは個人的にデメリットを感じた点を紹介します。
衣服が縮む恐れがある
これは先ほども記載したとおり、衣服が縮む可能性があります。
縮んだり痛んだりするリスクがあることを考慮することはもちろん、
「乾燥機をかけても良い衣類かどうか」
この点も事前に確認しておきましょう。
ちなみにわたしのオススメは先に書いたとおり、
「衣服は乾燥機にかけない」(縮んでも良い服はいいかな、って感じです)
です。
汚れが落ちていると感じにくい
一般的に、ドラム式洗濯機は、
「ドラムを回転させて洗濯物を落として叩く」
といった洗浄方法となります。
「縦型洗濯機よりも洗浄効果が極端に劣る」
とまでは言いませんが、やはりタテ型の水流でジャブジャブ洗う洗浄方式の方が汚れが落ちる印象です。
たしかに土の付いたソックスなどをドラム式洗濯機で洗うと、多少なり汚れは残ります。
ただ、ソックスについた土汚れはタテ型洗濯機の水流でも落ちにくい点を考えると、
「そもそも土汚れは手洗いしろ」
ということかもしれませんね。
ドラム式洗濯機の洗浄能力が極端に低いというわけではありませんが、
やはり水流でジャブジャブ洗っている光景の方が、汚れを落としている感は強い印象です。
乾燥フィルターの掃除が必要
タオル類に絞って乾燥機をかけているからかもしれませんが、
乾燥フィルターには多くのホコリが溜まります。
このフィルターは乾燥の都度、毎回除去する必要があります。
別に除去を忘れたからといって全く乾かない、といったことはありません。
一度忘れたくらいなら十分乾燥できるでしょう。
ただ、フィルターにホコリが溜まっていれば乾燥能力は落ちますし、
そのまま使い続ければ洗濯機内部のポンプにもホコリが溜まってしまい、極端に乾燥能力は落ちます。
ポンプ内のホコリの除去は大変(素人がやるとポンプに穴をあけてしまう恐れも)。
こまめにフィルター掃除をすることが長期的に、効果的に使っていく秘訣となります。
が、やはりこのフィルター掃除、ただブラシで取れば良いだけの話ではありますがちょいと面倒です。
縦型よりも値段が高い
タテ型で高価な洗濯機も出てきましたが、
全般的にやはりドラム式洗濯機の方が値段が高くつくでしょう。
この点については節水効果や利便性などと比較したうえで、各々がどちらを選ぶかによります。
ただ、個人的にはやはりドラム式洗濯機で「すべてを任せられる」というメリットが勝るところ。
ドラム式洗濯機に価値観を持てた人であれば、やはりドラム式をオススメしたい。
オススメのドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機といっても、各社出しているドラム式洗濯機の性能はさまざま。
どこのメーカーのドラム式洗濯機を選べば良いか、よくわからないですよね。
結局はご自身のライフスタイルに適したモノをチョイスするのが一番ですが、
どんな特徴があるのかは知っておきたいところ。
ここからは各メーカーが出しているドラム式洗濯機について、特徴を踏まえて紹介します。
東芝 ZABOON
東芝といえば「ZABOONシリーズ」
我が家でもかれこれ5年程度、ZABOONのドラム式洗濯機を使っています。
我が家のドラム式洗濯機はかなり古く、もう何年落ち?な感じですが、今でもバリバリ洗濯してくれます。
最近のシリーズでは、
「ウルトラファインバブル洗浄」
「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」
「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」
などがあり、もう面白すぎな特長満載です!!
パナソニック
パナソニックのドラム式洗濯機も大変人気です。
パナソニックのドラム式洗濯機は主に「NA-LXシリーズ」と「NA-LXシリーズ」があります。
「NA-LX」は機能性はもちろん、とてもオシャレ。
ですがここでは「NA-LX」の「125AL」について紹介します。
日立 ビッグドラム
日立と言えば「ビッグドラム」
CMでも見かけるので知っている人も多いのではないでしょうか。
ドラム式洗濯機の特長に「落として洗う」が多い中、「ナイアガラ洗浄」という水々しい洗浄方法。
正直、ビッグドラムも個人的にすごく気になっていました。
シャープ
いろいろドラム式洗濯機をみましたが、シャープのドラム式洗濯機の評価が異常に高い!
使ったことがないので個人的な感想は言えませんが、シャープのドラム式洗濯機についてはレビューも含めて紹介していきます。
さいごに
【共働き】ワンオペで回すための必須アイテム~ドラム式洗濯機~
いかがでしたでしょうか。
ドラム式洗濯機は決して安い買い物ではありませんし、初めての方は手を出すのにいろいろ悩むことでしょう。
しかしワンオペ、もしくは私のような一時的ワンオペ民がドラム式洗濯機を利用しない手はありません。
高い買い物かもしれませんが、きっとあなたの手となり足となってくれることでしょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、ケンでした。
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