「ケガが多くなった」
「翌日の筋肉痛がヒドイ(翌日に来るならまだ若い!?)」
「翌日の疲労感がハンパない」
40代が草サッカーをすると、大体こんなことに悩まされます。
若いころは、
「筋肉痛はツライけど、でもこの痛いのがちょっとイイ」
「足、ちょっと重いけど、昨日の試合でけっこうやってやったからなぁ」
などと、悦に浸る余裕がありました。(ちょっとMっ気はいってます)
でも今じゃそんな悦に浸る余裕なんかまるで無いワケで、とにかく翌日に残る疲労がただただツライ。
そんなツライ肉体疲労、特に足元の疲労を軽減することはできないか?
そこで着目したいのが「着圧ソックス」です。
着圧ソックスとは
「メディキュット」や「スリムウォーク」などという商品を聞いたことありませんか?
これらは「着圧ソックス」と呼ばれています。
さてこの着圧ソックス、男女ともに使用できますが、特に女性の利用が多いです。
足痩せ効果や足のむくみ解消、冷えの改善、そして疲労回復などが期待できます。
着圧ソックスによる外部からの圧により、筋肉の動きをサポートし、血流を促進する働きがあるからです。
~足のニオイにお困りの方は必見~
着圧ソックスと疲労回復
疲労回復に効果的なモノと言うと、
などがあげられます。
これらを行うとなぜ疲労回復に効果的なのか。
その理由のひとつに「血流が促進される」ことが考えられます。
では、
「着圧ソックスを履くことで、血液循環が活発になる」
この方法だって血流が促進されるのだから、疲労回復に繋がると考えられますよね。
そのとおり、外部からの圧力によって血流が促進されることで、疲労回復が促進されるのです。
なぜ血行促進で疲労回復?
例えば運動や長時間の立ち仕事などをすると、身体は疲労しますよね?
特に「もう足がパンパン」とか「足が重い」とか、よく口にしたり聞いたりします。
これは疲労により「血流が悪くなっている」ことがひとつの原因です。
とはいえ、血流さえ良くすれば疲労回復するワケではありませんし、でも疲労を科学的に考えると難しい話になります。
カンタンに言えば疲労回復には食事や睡眠が大切なワケですが、それらを前提に血行促進も大切だということを知っておきましょう。
なぜなら血流が悪くなると、血液中に老廃物が溜まり、これが疲労の原因となるからです。
血行促進することで血液中の老廃物の除去が早まり、疲労が軽減される効果が期待できるのです。
着圧ソックスの圧力
ここまで、外部から圧を加えると血流が良くなって、疲労回復に繋がることをお伝えしました。
じゃあどれだけ圧を加えれば良いのか?
ここが難しいところ。
「締め付ければ締め付けるほど疲労が回復する」
これはNG、むしろ危険です。
適度な圧は個人差がありますので、こればかりは、
「自分にあった圧力を選びましょう」
というのが正解。
とはいえ、目安みたいのは欲しいところですよね。
一般的な数値は下記のとおりです。
各メーカー、商品で圧力値が異なりますので、自身に適した着圧ソックスを探しましょう。
ちなみに「就寝時に履きたい」という方もいますが、寝ている時は血圧が下がりますので、より圧力値の低いソックスを選ぶことをオススメします。
女性にオススメ!Tabioの加圧・着圧ソックス
靭帯再建手術と弾性ストッキング
わたしと着圧ソックスの出会いは20代のころにさかのぼります。
正確には着圧ソックスではなく、弾性ストッキングとの出会いです。
20代のころ、わたしは前十字靭帯断裂の大ケガをして再建手術をしました。
術後、医師から指示されたのが「弾性ストッキングの着用」でした。

弾性ストッキングと着圧ソックスの違い
弾性ストッキングと着圧ソックス。
名前からして感覚的に同じようなモノに聞こえますが、実際は違います。
カンタンに言えば、圧直値が違います。
もう少し言うなら、弾性ストッキングは一般医療機器に分類されています。
一般的に弾性ストッキングは27~40hPa以上の圧迫値があると言われます。
数値を見てもわかるとおり、弾性ストッキングの圧力は着圧ソックスよりも高いのです。
再建手術の話に戻すと、術後の足はほぼ動きません。
足が動かせないことで下肢静脈瘤のリスクが上がるので、弾性ストッキングを履いて予防する必要があるのです。
このように、わたしが履いた弾性ストッキングは疾病の予防という立ち位置にありますので、着圧ソックスよりも圧着値が高いのです。

さいごに
着圧ソックスによる疲労回復、いかがでしたでしょうか。
食事と睡眠に勝る疲労回復の方法はないと言えますが、血行促進による疲労回復も十分効果的。
サッカーはもちろん、運動後に圧着ソックスの着用、試してみてはいかがでしょうか。
翌日の仕事にも足取り軽く向き合えるかもしれませんね。
弾性ストッキングを着用していた日々から時間が経過していますが、わたしも改めて圧着ソックスに注目してみます!
今回も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
以上、ケンでした。
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