自転車保険に加入してる?【自転車保険の重要性について解説します】

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突然だけど、君は個人賠償責任保険には加入しているかい?

うーん、そんな名前の保険聞いたことないし、たぶん入ってないと思う。

病気で入院したときに使える保険ならあるけど~

病気で入院した時に支払われる保険だと、恐らくそれは生命保険の方だね。

個人賠償責任保険は生命保険ではなく主に損害保険の商品になるね。

え?損害保険?なんかよくわからないなぁ~

そもそも保険ってちょっと難しいし、日常的に使うものでもないし・・・

個人賠償責任とは?

日常生活で他人にケガをさせたり、物を壊して法律上の賠償が生じた際、賠償金や弁護士費用などの損害を補償する保険です。

具体的にどんなことを補償対象とするの?

1)自転車を運転していた際、人と接触してケガを負わせてしまった。
2)デパートに商品棚に陳列している商品を壊してしまった。
3)お風呂の水があふれ、階下に水漏れしてしまった。
4)サッカーをしていて相手にケガを負わせてしまった。
など

最近、各地方公共団体で「自転車保険」に加入することが義務化されていることをご存知ですか?
「自転車保険」の加入義務化を条例で制定している地方公共団体は下記のとおりです。

義務って?努力義務って?

上記表のとおり、「義務化」している地域と「努力義務」としている地域で分かれています。

義 務 :その地域で自転車を運転する者は、自転車保険に加入しなければならない。
努力義務:その地域で自転車を運転する者は、自転車保険に加入するよう努める必要がある。

自転車保険に入っていないと罰則がある?

2020年現在、罰則を設けている地域はありません。

自転車保険が義務化されていることはわかったわ。

でもなんで個人賠償責任保険の話から、自転車保険の話になったの?

たしかに少し話が変わったように思うよね。

でも実は、自転車保険というのは個人賠償責任保険のことを言っているようなものなんだ。

そもそも自転車保険の仕組みってどうなっているの?

「自転車保険」として保険が売られていますが、この自転車保険は一般的に、

①傷害保険+②個人賠償責任保険=自転車保険

という構成で作られています。注)その他に特約をプラスしたり、個人賠償責任保険単体で売られている商品もあります。

①傷害保険
自転車運転中の自身のケガについて補償対象となります。注)日常生活全般のケガを対象とする補償もあります。

②個人賠償責任保険
自転車運転中、他人をケガさせてしまい賠償責任が発生した場合に補償対象となります。

自動車を運転する際、強制保険である自賠責保険に加入します。
自賠責保険は被害者救済の観点から加入を義務付けられています。
事故が多発している自転車も同様、被害者救済の観点から自転車保険の加入(=個人賠償責任保険の加入)が必要というわけです。

自転車保険に入る必要はあるの?

自転車保険というのは自身のケガの補償もあるけど、損害賠償に備えた保険でもあるのね。

そうだね。むしろ損害賠償に重きを置いているといっても過言ではないかもね。

でも、自動車事故ならわかるけど、自転車の事故ならそこまで大事にはならないんじゃない?

それは大きな間違いだよ!

自転車による死亡事故も多いし、その賠償金は高額になるケースもあるよ!!

上記賠償事例のように、自転車事故でも1億近くの賠償額が発生するケースもあります。
自転車保険未加入による罰則がないからといって、加入しなくても良いとは決して言えません。

1億円近くもの賠償金が発生するケースもあるのね!

私も日常的に自転車に乗るから、早く保険に入らなくちゃ!!どこで入ればいいかしら?

ちょっと待って!君や君の家族で自動車保険に加入している人はいない?

それか火災保険とか傷害保険に入っていたりしないかな?

え?自動車、火災、傷害保険?なんでまた急にそんな関係のない保険の話になるの?

いや、これがものすごく関係のある話なんだ。

個人賠償責任保険は「特約」としても存在する。

個人賠償責任保険は「個人賠償責任補償特約」としても存在します。
もしご家族に自動車に乗る方がいて、その方の自動車保険に「個人賠償責任補償特約」が付いていれば補償対象となります。
自動車保険に限らず、火災保険や傷害保険の特約としてすでに付いている可能性も十分ありますので、今一度、ご自身の契約内容を確認すると良いでしょう。
また、個人賠償責任保険の被保険者の対象範囲は広く、本人だけでなく家族もカバーされますので、1人1人に特約を付ける必要もありません!

個人賠償責任保険の被保険者の対象範囲

記名被保険者(本人)
記名被保険者の配偶者
記名被保険者またはその配偶者の同居の親族
記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子

~私の自動車保険に「個人賠償責任補償特約」が付いている場合~
我が家の家族構成:私・妻・長男・次男(子供はどちらも既婚歴なし)
私の妻や息子たちが自転車事故で相手にケガを負わせてしまい、賠償責任が発生した場合、私の自動車保険に付帯されている個人賠償責任補償特約で補償対象となる。

「個人賠償責任補償特約が付いている」からといって、まだ安心しないで!

個人賠償責任には保険金額が設定されています。「国内:無制限 国外:1億円」、「国内外:1億円」、「国内外:5千万円」などさまざまです。
もし特約として付いていても、それが5千万円だったら「それで足りるのか?」という考えも出てきます。
そして注意したいのが、もし保険金額を「国内:無制限」としていた場合です。
保険金額が無制限であるにも関わらず、またどこか違うところで個人賠償責任保険に加入した場合、その保険料はムダな支払いとなります。保険金額が無制限で加入している契約があった場合、重複しないよう注意してください。

自転車保険、個人賠償責任保険の話を書きましたが、やはり保険は少し難しいですね。
また何か違う保険について、できる限りわかりやすく紹介していきますので、今後ともよろしくお願いします。

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